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漁から加工まで

漁 3月〜4月

漁

  1. am4:30 出港

    まだ夜も明けきらない早朝4時過ぎに出港します。
    十三浜は、わかめ漁に適した遠浅の海。漁は、わかめ漁専用の船で行います。冷たい風をきりながら港を出ること約20分。日の出とともに漁場へ到着し、いよいよ漁の開始です。

  1. am5:00 養殖場へ到着

    漁場へ到着したら、自分たちの浮票(ブイ)を確認します。 前年の11月頃に種付けを行ったロープには3〜4か月かけて大きく育った わかめがたくさん"実って"います。大きいものでは、ひとかぶ約3メートル 以上にもなります。

  1. am5:10 収穫

    引き上げたわかめを専用のカマで刈り取っていきます。 わかめの状態を確認したり、品質を確かめるために、刈り取りはすべて手作業で行います。 根元から刈り取り、さらに"めかぶ"とわかめの茎を刈りわけて、運搬かごに入れていきます。
  1. am7:10 約1トンを2時間で収穫

    2時間かけて約1トンのわかめを収穫します。そして、ここからは時間との勝負です。少しでも新鮮な状態で加工するために、急いで港へと戻り、船から運搬車へ、港から約3分の場所にある加工場へ穫れたてのわかめを運びます。

MOVIE

わかめの収穫

4月に行われた収穫の様子です。

加工

加工

  1. am8:00 茹であげ

    加工場へと運ばれたわかめを、すぐさま湯通しします。黒っぽいこげ茶色が、一瞬にして半透明の鮮やかな緑色へと変わり、食卓でみるおいしそうなわかめになってきました。茹釜から湯気が立ちこもり、加工場内に磯の香りが立ちこめています。

  1. am8:00 水で洗う

    茹であげたわかめを、釜のすぐ横の水槽で水洗いします。水洗いもすべて手作業。わかめに汚れや付着物が残っていないか、一枚一枚丁寧に見ながら洗っていきます。冷たい水で洗うことにより、わかめの身がしまり食べたときの食感がよくなります。

  1. am9:00 塩蔵から脱水

    専用のかくはん機を使って塩漬け、重石で脱水します。かくはん機に水洗いされたわかめを入れ、ここで塩を投入。塩で揉まれたわかめは、水分が抜け替わりに塩分を含み、長期に保存することができ旨みも増します。数時間前まで、海の中だったわかめが、ここまで一気に加工されます。

  1. 選別から出荷

    熟練の職人が、わかめと茎を手作業で切り分けていきます。ここでもわかめの状態をしっかりみて、出荷できるものだけを選りすぐり、品質の確保に努めています。こうして収穫から加工、選別まで、すべてに人の手が携わり、丁寧に仕上げた塩蔵わかめをみなさまの食卓へとお届けしています。
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